2011年03月30日

Power Tab Editorで印刷したタブ線を細くしたい

タブ譜の編集ソフトとしては、おそらく世界中でたくさんのギタリストに使われているであろう "Power Tab Editor"。
フリーかつ高機能で、ホントにいつもお世話になっているのですが、いくつか難点もあります。
その一つが「印刷されたタブ譜の横線が太すぎる」ということ。

3, 8, 0 あたりが特に見分けにくくて、ヘタすると 6, 9 もじっと見ないと分からなかったり。
数字のフォントを変更したり、色を薄くしたりと、みなさん工夫されているようですが、あくまで「線を細くする」ということにこだわって、いろいろ試行錯誤してみました。

ちょっと面倒くさいっちゃ面倒くさいですが、一応なんとかする方法が見つかったのでご紹介します。

■必要なモノ
 ・Power Tab Editor (当然w)
 ・PDFCreator

ざっくり手順の流れを説明しますと、

  Power Tab Editorの印刷画面からPostScriptファイルを出力
   ↓
  出力されたPostScriptファイルを編集して、線幅を変更
   ↓
  編集したPostScriptファイルを印刷

となります。

■準備
まずは必要なモノのインストールから。
ここから、PDFCreator をダウンロードしてインストールしておきます。
(ページの下の方の Download PDFCreator 1.2.0 と書かれた部分からDLできます)

インストールは、デフォのまんまで進めて構いませんが、pdfforge Toolbar というのは不要なので、
ここのチェックは外しちゃいます。

2011-03-30-fig1.png

あとは次へ次へと進んでインストールを完了。
これでPDFCreatorのプリンタドライバがインストールされたので、こいつを使ってPostScriptファイルを出力します。

■PostScriptファイルの出力
Power Tab Editor のメニューからファイル→印刷で、印刷のダイアログを出して、

2011-03-30-fig2.png

プリンタ名に"PDFCreator"を選択、「ファイルへ出力」のチェックをオンにしておきます。

これでOKボタンを押すと、保存先ファイル名を入力するダイアログが出るので、適当な名前を付けてファイルを保存します。
ちなみに、デフォでは保存される拡張子が .prn となるので、保存後に .ps に変更しましょう。

■PostScriptの編集
続いて保存した .ps ファイルを適当なテキストエディタで開きます。
エディタはなんでもいいですが、正規表現での検索・置換ができる必要があります。(メモ帳はダメ)
私はフリーのエディタで PeggyPad を使っています。

ファイルを開いたら、こういうところを探します。

2011-03-30-fig3.png

ぶっちゃけPostScriptに関しては私も全然と言っていいほど知らないんですが、例えば

; N 228 624 M 4730 624 I : 6 -6 +S K

というのは、座標(228, 624) から 座標(4730, 624) へパスを引くということらしいです。
なので、(228, Y) → (4730, Y) のY座標を変えて11本引かれているこの部分が、五線とタブの線を引いているところらしいと。

で、"6 -6" という部分が線の太さに関わるところらしいので、この部分を "1 -1" と小さくしてやります。

1つ1つ手書きで置換するのは面倒なので、正規表現を使って一括変換しちゃいましょう。

PeggyPad での正規表現の文法ならば、こんな感じになります。

検索する文字列: N 228 ([0-9]+) M 4730 ([0-9]+) I : 6 \-6 \+S K
置換後の文字列: N 228 \1 M 4730 \2 I : 1 \-1 \+S K

これで「文字列の置換」ダイアログボックスで、「正規表現」のチェックをオンにして「すべて置換」すれば、当該個所を一気に置換できます。
置換後のファイルを保存して終了。

■編集済みPostScriptの印刷

いろんな方法があるかと思いますが、ここでは一旦PDFファイルにしておきます。
出力後のファイルを実際に印刷するのはお好みの方法で。

スタートメニュー → すべてのプログラム → PDFCreator → PDFCreator

と選んで、PDFCreatorを起動します。

メニューから "Document" → "Add" とクリックすると、出力対象のpsファイルを選択するダイアログが出るので、
編集済みの .ps ファイルを選択して、Saveボタンクリック。

これでPDFCreatorのデフォルトの状態であれば、PDFファイルが出力されます。

PDFCreator は他にもさまざまな形式の画像ファイルとしても出力できますので、後はお好みでどうぞ。


ちなみにこの方法で線を細くすると、こうだったのが・・・

2011-03-30-fig4.png

こうなります

2011-03-30-fig5.png

スッキリ!!!

五線も細くなっちゃうんだけど・・・って突っ込みはナシの方向で(爆)

ただPostScriptに関する知識はほぼゼロで、ぶっちゃけ「やってみたらできた」レベルの話です。
「もっとこうしたらいいよー」とか、「Power Tab Editorだけでできんだけど・・・」みたいな話があれば、どしどしお寄せください。よろしくお願いしますm(_)m

posted by みっつん at 14:28| Comment(6) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ありがとうございます!早速試してみます!
Posted by Noriya at 2011年03月30日 22:42
☆Noriyaさん

どぞどぞお試しください〜。
よくよく考えてみたら、PostScriptを編集したらタイトル他文字列がズレる問題も修正可能なんですよね。
てことで、その辺も解決できたら、また更新しますね。
Posted by みっつん at 2011年03月30日 23:25
やってみたところ…うまくいきませんでした。エラーが出てしまいます。
しかしながら、ファイルの全ての「6 -6」を「1 -1」に変換してみたところ、全てのラインが細くなって非常にすっきりとした楽譜になりました。

こりゃいいですね!
Posted by Noriya at 2011年03月30日 23:45
☆Noriyaさん

あらーそうですか(^^;
しかし元々全ての線が太すぎなので、全部細くするのもありかもしれませんね〜。
Posted by みっつん at 2011年03月31日 08:34
さっそく試させてもらいました!
上手くいきました、これはいいですね。
Posted by ササン at 2011年04月02日 18:19
☆ササンさん

コメントありがとうございます。
お役に立てたら嬉しいです^^
Posted by みっつん at 2011年04月03日 16:56
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